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2023.03.07
いちご 仕入れ

いちごの仕入れでオススメの品種

いちごは冬~春が旬ですが、夏~秋に仕入れが可能な夏秋いちごも存在します。今回は、冬春いちごと夏秋いちごの違いやオススメ品種を紹介します。

夏秋、冬春に流通するイチゴの違い

いちごはスーパーでよく見かけるように、通常冬~春が旬です。しかしこれらのいちごが収穫できない時期でも主にケーキ屋など業務用でいちごの仕入れは必要となるため、夏~秋に旬を迎え出荷される夏秋いちごも存在します。

2つのいちごの大きな違いは品種と味です。夏秋いちごは冬~春に出荷されるいちごとは全く異なる品種が栽培されており、全体的にやや酸味が強いのが特徴です。

冬春いちごに匹敵する夏秋いちごも

通常いちごは気温の高い夏に花をつけられません。そのため数十年以上前、夏~秋はアメリカなどの海外から輸入されたいちごが利用されていました。しかし輸入いちごは果肉が固く、甘みや酸味をほぼ感じないものも多いため、飾りとして使用されることがほとんどでした。

USAイチゴ

この課題を解決すべく、日本国内で夏~秋に収穫できるいちごの品種開発と農園での栽培が開始されます。現在は新たな品種の開発や品種改良が進み、冬~春のいちごにも引けを取らない、美味しい夏秋いちごも数多く存在します。

オススメのイチゴの品種

では冬春いちごと夏秋いちごは、それぞれどのような品種があるのでしょうか?そこで次に、用途や特徴別におすすめの品種について紹介します。

冬春オススメのイチゴ

まず冬~春に旬を迎えるおすすめの品種を、特徴・用途別に紹介します。

生食にぴったりの甘いイチゴ

あまおう

冬春いちごで甘い品種としては、「あまおう」「さくらももいちご」「淡雪(あわゆき)」「真紅の美鈴」などが挙げられます。もっとも糖度が高いのは真紅の美鈴で、20度を超えることもあります。

またやや黒っぽい色をしており、黒いちごと呼ばれているのも特徴です。次に糖度が高いのはさくらももいちごで、平均糖度は15度。淡雪は見た目の薄い桃色が特徴の白いちごです。

淡雪

糖度が13~15度と高いのはもちろん、酸味がほぼないためとても甘く感じられます。あまおうは糖度11度程度と意外にも低めですが、こちらも酸味が少なく大粒のため人気の品種です。

糖度を重視したいなら「真紅の美鈴」、インパクトを与えたいなら「淡雪」、いちごらしい見た目や大きさを重視したいなら「あまおう」「さくらももいちご」がおすすめです。

ケーキ向きの甘酸っぱいイチゴ

とちおとめ

ケーキに利用するためなど、ある程度酸味もほしい場合は「とちおとめ」「紅ほっぺ」「天使のいちご(エンジェルエイト)」がおすすめ。

とちおとめは東日本で特に人気の高い品種で糖度は9~11度程度、ほどよい酸味がありバランスのいい品種です。紅ほっぺは平均糖度が10度程度で、酸味も強いため味を濃く感じられます。

天使のいちご(エンジェルエイト)は白いちごの品種で、淡雪よりも真っ白な品種。その糖度は10~15度と非常に高く、さらに酸味も強く感いためいちごの甘酸っぱさをしっかり感じられます。

バランスのよさなら「とちおとめ」、味の濃さなら「紅ほっぺ」「天使のいちご(エンジェルエイト)」がおすすめです。

みずみずしくジューシーなイチゴ

さがほのか

果汁がたっぷりでジューシーな品種は「さがほのか」「さぬきひめ」「スカイベリー」が挙げられます。さがほのかは香りがよく、酸味はおだやかで甘みが強く、果汁がたっぷり含まれている品種。

さぬきひめは、果汁が多いためみずみずしい食感があり香りのよさも魅力です。スカイベリーは栃木が「打倒あまおう」を目標として生み出した品種。まろやかな甘さがあり、果実が大きく果汁が豊富であるため、食べ応えがあります。

また先ほど紹介した「とちおとめ」も果汁が多くジューシーな品種と知られています。

夏秋イチゴでオススメの品種

次に夏~秋に旬を迎える品種のなかでおすすめのものを、特徴別に紹介します。

生食にぴったりの甘いイチゴ

信大BS8-9(彩夏)

甘いいちごの品種としては「なつみずき」「信大BS8-9(彩夏)」が挙げられます。なつみずきは平均糖度は16度程度、とくに甘いものでは18度のものまであります。これは「真紅の美鈴」以外の冬春いちごよりも高い糖度です。

2016年から本格的に栽培されているため、知名度こそ低いものの果実も大きいなど多くの魅力があります。信大BS8-9(彩夏)は、名前の通り信州大学が育成した品種。

平均糖度は10.6度と、こちらも冬春いちごに負けない甘みがあります。また香りが強く、切った時に中まで赤いため、いちごのよさを生かしたスイーツへの利用にもおすすめです。

ケーキ向きの甘酸っぱいイチゴ

すずあかね

ケーキやいちご大福への利用など、酸味も必要な場合は「すずあかね」「なつおとめ」「ペチカ」「なつあかり」がおすすめ。すずあかねは酸味と甘みのバランスがよく、日持ちします。価格も比較的安いため、業務用として利用しやすい品種です。

丸く可愛らしい形なので飾り用として使っても映えます。なつおとめもやや丸い形の品種で甘みと酸味が強いため、しっかりいちごの甘酸っぱさが味わえる品種です。

ペチカとなつあかりも甘みと酸味のバランスがよく、ペチカは香りのよさが、なつあかりは果実が大きくとイチゴらしい形のよさが魅力。またすずあかね以外は果肉が赤いため、ショートケーキなど断面の美しさも重要なスイーツへの利用におすすめです。

みずみずしくジューシーなイチゴ

サマーリリカル

果汁の多い品種としては「サマーリリカル」や「サマープリンセス」が挙げられます。どちらも長野県だけで栽培されている品種で、いちごらしい美しい円錐形をしています。果実のサイズや糖度・酸味のバランスがいい点なども同じです。

ただサマープリンスはサマーリリカルと比べてやや酸味が強く、果肉が白いのが大きな違い。サマープリンスは果肉が赤く、芯もろうそくのように赤くなっているため、断面を見せるスイーツにもおすすめです。ケーキ屋さん、クレープ屋さんなどにおすすめの品種や、仕入れ方法は、こちらの記事で紹介しております。もしよろしければ、ご参照ください。

仕入れる場合、オススメのサイト

夏秋いちごはスーパーではほとんど販売されておらず、大手ネット通販サイトでも業務用は購入できません。そのため業務用で夏秋いちごを仕入れるなら「Japan Fruits」の利用がおすすめ

「Japan Fruits」は美味しいフルーツを厳選した提携農家から、直送でお届けするサービスを提供しています。夏秋いちごの品種も10種類以上と豊富で、ニーズに合わせた供給が可能です。気になる方は以下のリンクからサンプルの申し込みや詳しい情報が見られますので、ぜひチェックしてください。

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