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2023.03.15
いちご 栽培いちご 豆知識イチゴ

【いちご農家必見】冬場のイチゴの生産性を上げる方法をご紹介

イチゴ農家の方は、冬季のイチゴの生産に関して課題を感じているのではないでしょうか。今回は、冬場のイチゴの生産性を上げるための、簡単で効果的な方法をご紹介します。イチゴの収穫量を最大化するために、正しいイチゴの品種の選び方や理想的な植え付け時期、剪定の時期、害虫の駆除方法、肥料の与え方などに触れます。来年以降のいちご生産性を上げる方法を知りたい方は、ぜひご一読ください。

冬イチゴの品種の正しい選び方

高収量を実現するには、冬イチゴの品種選びがとても重要です。寒冷地では、冬に強い品種を選ぶと良いでしょう。人気のある品種は、「とちおとめ」「あまおう」「ゆうべに」「紅ほっぺ」「ゆめのか」などがあります。どの品種が最適かについては、気候、湿度、高度などによって異なるため、お近くのイチゴ農家さんに相談するのがお勧めです。

イチゴの植え付け時期

イチゴの生産量を最大にするには、春に土を耕して苗を植えることです。春に植えることで、長い生育期間を確保することができます。土に植える際は、緩効性肥料を使用して、植え付け後すぐに水を与えるようにします。植え付け時に根が乱れたり、傷んだりしないように注意してください。根腐れの可能性があり、いちごの生産量が激減する可能性があります。詳しくは以下の記事を確認してみてください。
記事名:「イチゴも病気になるの?いちご栽培を邪魔する「根腐れ」について解説。予防策もご紹介!

剪定と害虫駆除

剪定と害虫駆除は、イチゴの生産量を最大化するために不可欠です。
剪定とは、植物の不要な枝葉を切り捨て、植物にとって風通しを良くし、生育を促進もしくは抑制する作業のことです。枯れたり病気にかかったりした葉を取り除いていきます。
害虫駆除は、害虫被害や病気を防ぐために重要です。害虫を寄せ付けないために、必要に応じて殺虫スプレーを使用する必要があります。益虫を放つなど、自然な防除法もあります。

冬期施肥戦略

冬イチゴの収量を最大化するためには、剪定や病害虫防除に加え、施肥が欠かせません。
施肥(せひ)とは、植物の生育を促すために肥料を与えること。不足分の養分を供給することが目的で行われます。成長期(花の開花や結実)を成功させるために、冬の施肥は晩秋に行いましょう。バランスのとれた肥料を、1平方メートルあたり約2kgの割合で肥料を撒きます。施肥後は、必ず水を与えてください。

まとめ

いかがでしたか。多くの農家では、課題解決のために独自の方法で生産量をアップさせています。先人の知恵をしっかり理解しておくことは、皆さんのいちご生産量アップにも大きく寄与します。今回ご紹介したコツを実践すれば、冬場のイチゴの生産性を最大限に高めることができますので、是非実践してみてください。

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