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2023.03.31
いちご 栽培いちご 豆知識イチゴ

イチゴに使用されている農薬の総合リスト

いちごに使われている農薬について、皆さんはどれくらいご存じでしょうか?農薬が何に使われ、皆さんの健康や周囲の環境にどのような影響を与えるか知らない方も多いでしょう。そこで今回は、いちごの栽培でよく使われている農薬と、それが私たちや地球に与える影響についてご紹介します。有機栽培のいちごを選ぶ方法にも触れるので詳しく知りたい方は是非最後まで読み進めてください。それでは見てみましょう。

いちごに使用される農薬

イチゴ栽培では、多くのいちご農家が農薬を使用しています。農薬は、病気、害虫、雑草などから作物を守るために使用されます。イチゴに使用される一般的な農薬の分類には、殺菌剤、除草剤、殺虫剤などがあります。イチゴでよく使われている農薬として、アゾキシストロビン、ジクロルボス、スピノサドなどがあります。

アゾキシストロビンは広域殺菌剤で、イチゴの灰色かび病などの病害を防除するために使用されます。ミツバチへの毒性が強いので、開花時の散布は避ける必要があります。
ジクロルボスは、ハダニ、アザミウマ、アブラムシなどの防除に使用される殺虫剤および殺ダニ剤です。ヒトの神経障害や呼吸器障害との関連が指摘されている農薬であるため、使用には注意が必要です。
スピノサドは天然の殺虫剤・殺菌剤で、さまざまな害虫の駆除に使用されます。人や環境に与える影響は比較的少ないですが、ハチへの毒性が強いため、開花時の散布は避ける必要がある上、夕方から夜間に散布する必要があります。

農薬のリスク

いちごに農薬を使用することは、人間や環境にとって何らかの影響を与えます。人が農薬にさらされると、目や皮膚の炎症、吐き気、頭痛などを引き起こすことがあります。特定の農薬に長期間さらされると、がんや神経障害など、より深刻な健康被害が発生する可能性があります。
また、農薬は川や小川を汚染し、魚やその他の水生生物に被害を与える可能性があります。農薬のドリフト(風などによって農薬が散布区域外に飛散すること)は、近くの作物や動物に害を与えることもあります。そのため、農薬を使う際は使用上の注意を守り、必要なときだけ使うことが大切です。

有機栽培のいちごの選び方

農薬への曝露を最小限に抑えるには、有機栽培のイチゴを買うのが一番です。有機農家は化学薬品の使用量を減らし、限りなく自然な方法で病害虫に対処しています。有機栽培のいちごを買うときは、パッケージに「オーガニック認証」と書かれていることを確認してください。そうすることで、合成農薬や化学肥料を使わずに生産されたイチゴであることが確認できます。

農薬の摂取を最小限にするために

有機栽培のイチゴを買うこと以外に、農薬の摂取を最小限に抑える方法がいくつかあります。
1つは、食べる前にいちごをよく洗うことです。こうすることで、いちごに付着している残留農薬を取り除くことができます。もう1つは、いちごを密閉容器に入れて冷蔵庫で保存することです。こうすることで、腐敗を防ぎ、残留農薬が冷蔵庫の他の食品に移る可能性を低くすることができます。
どちらも過去の記事で詳しく触れているので、参考にしてみてください。

記事名:
イチゴってどうやって洗うの?イチゴが更に美味しくなる洗い方を解説。ヒントはスイカ?!

まとめ

繰り返しになりますが、農薬はイチゴの生産によく使われます。その危険性を認識し、農薬の摂取を最小限に抑える方法を知り、実践することが重要です。回避方法として、有機栽培のいちごを選んだり、適切な保管や洗浄をすることが大切です。これらのアドバイスを参考に、安全で健康的ないちごを食べるようにしてくださいね。

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